【センバツ】関東第一 後継センターがひそかに狙う「オコエ超え」

2016年01月31日 10時00分

 第88回選抜高校野球大会(3月20日から12日間=甲子園)で、夏春連続となる通算12回目の甲子園出場を果たした関東第一(東京)の注目株は、昨夏の甲子園を沸かせたオコエ瑠偉外野手(現楽天)のDNAを受け継ぐ宮本瑛己(3年)だ。

 

 背番号は8で打順は1番。50メートルのタイムも5秒9とオコエに引けをとらないばかりか、ムードメーカーとしてもチームをけん引する。前日29日までのハワイでの修学旅行では、小島よしおばりのブーメランパンツでオアフ島のダイヤモンドヘッドに登り、現地のガイドを驚嘆させたという。宮本は自身の役割を認識しており「オコエさんは人をいじったりいわゆるツッコミタイプだけど、あれはあの人のキャラだからできること。僕はむしろ自分からはっちゃけていったり、人を傷つけない笑いを心がけている」と話す。

 

 新チームには、ベスト4まで進んだ昨夏のレギュラーは一人もいない。それでも米沢貴光監督が「また違ったいいものがあると思う」と自信をのぞかせるのは、新たなスターの誕生を予感しているからだろう。

 

「選抜では足を生かして相手が嫌がるプレー、観客がどよめくようなファインプレーがしたい。いつかオコエさんを超えます」。そう力強く話す宮本が、今大会で新たな伝説を作る。