センバツ出場の大越監督〝ホークス見返す〟

2012年03月16日 10時00分

【高校野球】第84回選抜高校野球大会(3月21日から12日間・甲子園)の出場校の中で注目を集めるのが春初出場の早鞆(山口)を率いる大越基監督だ。1989年夏に仙台育英(宮城)の右腕エースとして準優勝。92年にドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団し、その後、野手に転向。俊足、好守の外野手として存在感を示したが、03年のダイエー日本一直後にクビ宣告。そこから再びスポットライトを浴びた大越監督に現在の心境、ホークスへの思いなどを聞いた。

——出場が決定し、涙を流していたが

大越監督:悔しさがよみがえった。(ダイエーが)日本一を達成した3日後にああなってね(戦力外通告)。優勝旅行にも、優勝パレードにも(球団から参加の声が)声がかからなかったんですよ。

——見返したかった

大越:そうですね。高校野球の監督として結果を出したかった。この瞬間のために頑張ってきたと思う。スッキリした感じです。

——引退後、ホークスの試合は

大越:見ていないです。指導で忙しいもので。

——ホークスへの思いは

大越:感謝しています。特に王さん(現ソフトバンク球団会長)にはダイエーの監督時代、めちゃくちゃ怒られたこともあって…。いつの年だったかは忘れたけど、ロッテ戦で二死満塁の好機に中途半端な打撃で投ゴロ。試合後のミーティングで全選手の前で怒鳴られました。殴られるかと思った(苦笑)。

——いつかはコーチとしてホークスに復帰したい

大越:(ニヤッと笑って)それはお互いの思いが合致すればね。やらせていただければ、投手(コーチ)かな。打撃と守備は教えられない。早鞆でやり遂げたと思ったら、プロ、大学、社会人と指導者として挑戦していきたいと思っています。

 

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