第97回全国高校野球選手権大会(甲子園)第12日(17日)の準々決勝第1試合で早実(西東京)の“スーパー1年生”清宮幸太郎内野手と九国大付(福岡)の山本武白志(むさし)内野手(3年)がついに激突した。試合開始前から熱気が充満。ファンは息をのんで、今夏を代表する東西のスラッガー対決を見守った。

 清宮の第1打席は二死走者なし。カウント3ー1から投じられた内寄りの直球を打ちにいったが、止めたバットに当たり、投ゴロに倒れた。

 早実は2回、6番・富田の2ランで先制。4回、先頭で打席に立った清宮が初球を振り抜くと打球はライナーで右翼席へ。甲子園球場がどよめく2試合連続のホームランだった。