第103回全国高野球選手権大会(甲子園)は今大会初の休養日となった27日、翌日に開催される準決勝に進出した4校がそれぞれ大阪府内で調整を行った。

 準決勝第2試合は智弁学園(奈良)―京都国際(京都)。夏最高成績4強の智弁学園にとっては、歴史を塗り替える一戦となる。小坂監督は「ここから先はある程度、点を取られるのも覚悟しながらの戦いになる」とイメージを膨らませた。自身が主将を務めた1995年以来の4強。肩を並べたナインが歴史を塗り替えるか注目だ。

 対する京都国際・小牧監督は「智弁学園は走攻守にそつがない。打撃が良いのでなんとか最少失点に抑えたい。どんな展開になっても気持ちだけは負けないようにしたいです」と初出場での決勝進出へ、ここまでの勢いを持って常連校にぶつかる。