【夏の甲子園】盛岡大付・渡辺翔真が8回二死まで完全投球「正直に言うと惜しかったな」

2021年08月22日 20時34分

2試合連続の完封勝利を飾った盛岡大付・渡辺翔真
2試合連続の完封勝利を飾った盛岡大付・渡辺翔真

 あと4人で快挙達成だった。第103回全国高校野球選手権大会(甲子園)は22日に第9日を迎え、第4試合で盛岡大付(岩手)が沖縄尚学(沖縄)に4―0で勝利し、4年ぶりの16強進出を果たした。エース右腕・渡辺翔真(3年)が8回二死までパーフェクトの快投。被安打1、与四球1で大会史上初の完全試合は惜しくも逃したが、初戦の鹿島学園(茨城)戦に続き2試合連続となる完封勝利を飾った。
 
 相手のインサイドを突く直球、外角にはスライダーを巧みに投げ分けて凡打の山を築いた。打線も14安打4得点と援護。気迫のこもった快投とともにスコアボードに「0」を並べ続けたが、8回二死で沖縄尚学の6番・大城に中前安打を浴びて唯一の「H」マークが点灯した。

 9回には先頭打者に対し、この試合初めてとなる四球。それでも気持ちを切らさず、最後まで危なげない投球を続けた。115球を投げ、1安打1四球9奪三振でシャットアウト。

 試合後の背番号1は大記録目前までいった自身の快投について「正直に言うと〝惜しかったな〟というのがあった。でも〝ここまでヒットを打たれなかっただけでも奇跡だろう。守備もこれで守りやすいわ〟と、みんなも話していたので、どんどん打たせていこうと思った」とコメント。そして、この日の勝利には「また甲子園で試合ができることで、すごくうれしく思っている」と表情を緩めた。

 関口清治監督も「渡辺がヒットを許さないピッチングを続けてくれた。前回も完封し、今日も完封。最初に想像していたのとは違う展開になった」と驚嘆しつつ、エースの快投をたたえた。

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