春のリベンジだ。第103回全国高校野球選手権記念大会(9日から17日間、甲子園球場)の組み合わせ抽選会が3日、オンライン形式で行われた。今春の選抜大会で準優勝した明豊(大分)は12日の大会4日日第2試合で6年ぶり2度目の出場となる専大松戸(千葉)と顔を合わせる。

 センバツは決勝戦で東海大相模(神奈川)に惜敗し、あと一歩のところで頂点を逃した。「必ず夏の舞台で〝甲子園の忘れ物〟を取りに行く」と全員一丸となって誓い合い、2017年以来4度目となる夏の甲子園出場をつかみ取った。

 幸修也主将(3年)は「春に準優勝という悔しい思いをして、それを毎日毎日思い出しながら練習に励んできた。夏は絶対に日本一になりたい」と言葉に力を込めた。対戦する専大松戸については「投手、打撃陣ともにスキがなく、いいチーム。自分たちの野球ができるようにしたい」とコメント。

 深紅の大優勝旗を手にすべく、必勝を固く誓っていた。