関東王者の初陣が決まった。第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンライン形式で行われ、健大高崎(群馬)は第1日第3試合で下関国際(山口)と対戦することが決まった。

 昨秋の群馬県大会、関東大会を制し、練習試合を含めた部員の総通算本塁打は230本を超えている。これまで「機動破壊」を旗印に積極的な走塁が十八番だったチームは今や「長打破壊」のスタイルへと大きく変貌。昨秋の公式戦ではセンバツ出場32校の中でチーム最多の15本塁打を放つなど優勝候補の一角に挙げられている。

 昨秋高校通算35本塁打をマークした主将・小沢修平(2年)は下関国際の印象について「複数の投手で丁寧な継投からリズムをつくり、小技を重ねるチーム」とコメント。今大会への抱負も「自分たちの持ち味である長打力を駆使しながら一戦必勝でいく」と述べ、気を引き締めていた。