初出場で4強!豊川「新ユニ効果」で快進撃

2014年04月01日 10時08分

新ユニホームで快進撃の豊川ナイン

<ズームアップ甲子園(31日):豊川(愛知)6―2沖縄尚学(沖縄)>春夏通じて初出場の豊川(愛知)が、昨秋の明治神宮大会覇者の沖縄尚学(沖縄)を6―2で破り、4強入りを果たした。打線が“琉球のライアン”こと山城(3年)から2回までに5点を奪って攻略すれば、投げてはエース・田中(3年)が3試合連続で完投勝利をマーク。今井監督は「本当に選手諸君が一生懸命粘り強く戦った結果だと思う」と満面の笑みだ。

 

“ユニホーム騒動”を乗り越えての快進撃でもある。準優勝した昨秋の東海大会までは白地を基調とし、左胸には学校の母体である豊川稲荷の宝珠をあしらった炎のような赤色の図柄があった。だが、これを高野連は「ユニホームには校名、校章、都道府県名または地名の表記に限る。ただし、校名、校章に準じるものは差し支えない」と記された「憲章&規定」に抵触すると判断した。

 

「これまで豊川は校章に準じるものなので問題ないと考えていたようだが、ちゃんとした学校の校章もあるわけだし、やはり、高校野球に宗教的な色があるものはそぐわない」(高野連関係者)。これにより、豊川は大会前にユニホームの変更を余儀なくされた。ナインの間では「先輩の代から慣れ親しんだものなので正直、戸惑いもあった」という。

 

 しかし、どうしようもない。気持ちを切り替えて新デザインをナインらで考案。胸の「TOYOKAWA」の字体は昨年にワールドシリーズを制したレッドソックスをモチーフにし、さらに「縦じまを入れるとカッコイイ」との意見で現在のものになった。

 

「みんな、今ではこれに変えて良かったと盛り上がっています」とある選手。ナインは「この新ユニホームで優勝して全国の人に覚えてもらいたいです」と意気込んでいる。