一日6食の“食い込み”で鎮西24年ぶり春切符

2014年01月25日 10時59分

観音菩薩像の前で喜ぶ鎮西ナイン

【第86回選抜高校野球大会(3月21日開幕)】24日、24年ぶりとなるセンバツ出場決定の連絡があったのは、予想していたよりもやや遅めの午後3時48分だった。鎮西・江上監督は「まさかはないだろうと思ったが、ドキドキしてました」と胸をなで下ろした。

 秋季大会では準決勝で沖縄尚学に敗退。その強さを学ぶため、この年末年始に初めて沖縄県内で合宿を行った。そこで力を入れたのが“食い込み”だ。

 午前6時の朝食に始まり、10時におにぎりの中間食。正午には麺類の昼食を取って午後3時には再びおにぎりをほおばる。6時に夕食、さらに就寝前の10時に最後の夜食と、一日6食生活を2週間ほど続けた。

 1日最低8キロの走り込みやウエートトレなど、毎日12時間にわたる練習で疲れ果てた上、常に満腹状態。それでもナインらは「夜食のおにぎりの中には空揚げやハンバーグ、ステーキが入っていて本当においしい。苦しくても何とか食べられました」と何とかやり抜いた。その結果、体重は平均で5キロ増。「もともと持っている粘り強さにパワーとスピードが加わった」と江上監督も手応えを実感している。

 過去、ベスト4に2度輝いた夏の甲子園とは違い、センバツは2回戦敗退が最高。「待ってろ甲子園!」と威勢よく叫んだ鎮西ナイン。今度こそは紫紺の大優勝旗をつかみ取る。