強豪・智弁和歌山(和歌山)が尽誠学園(香川)の集中打の前に1―8で完敗した。大林(3年)が序盤に打ち込まれて2回途中を6失点降板。その後も流れを引き寄せることはできなかった。

 6回からはプロ注目の小林樹(3年)が登場。最速151キロをマークするなど3回を2安打無失点に抑えたが、試合後は「勝利できなくて悔しい。先発と違って常にいい球を投げることを心がけた。(展開は)予想外だったけど、ゼロで抑えることはできた」と無念さをにじませた。今後については「大学も視野に入れ、監督と家族と話し合います。何が何でも勝てる投手になりたい」と誓った。