大阪桐蔭が日本一へ再始動 最強世代超え新チームで〝打倒!履正社〟

2020年08月17日 15時39分

東海大相模との〝東西決戦〟を制し校歌を聞く大阪桐蔭ナイン

 大阪桐蔭(大阪)が〝覇権奪還〟に向けてスタートを切った。17日の交流試合では先発の藤江(3年)が全国屈指の重量打線を誇る東海大相模(神奈川)をわずか3安打に抑えて4―2と快勝。百戦錬磨の最強軍団が久々に聖地で勝どきを上げた。

 今後は2年生の池田、関戸、松浦、宮下らが中心となって新チームがスタートするが、目指すのは打倒・履正社(大阪)と日本一の奪還に他ならない。1年生にも有望な部員がいる。中学でボーイズの日本代表に入った野手の松尾汐恩、投手の川井泰志、別所孝亮だ。ある選手は「松尾は守備がうまくて強肩でスローイングがいい。一発もあるし、小園さん(広島)みたいな感じです。川井は185センチの身長があって横川さん(巨人)みたいなタイプ。別所も中学で146キロ出している」と新チームに期待を膨らませる。さらに根尾(中日)や藤原(ロッテ)を擁した最強世代とも比較し「足をあまり使えなかったと思うけど、僕らは使える」ときっぱりだ。

 目下の宿敵は履正社だ。昨夏に日本一に輝き、今夏の大阪独自大会でも準決勝で敗れただけに「令和になって履正社の流れになっている。このままズルズル行ってはいけない。桐蔭が一番にならないといけない」と闘志を燃やす。

 チームとして「3つの自分」を掲げ、ユニホーム、私服、制服といずれの姿の自分も襟元を正して生活することを心掛けている。関戸は「挑戦者としてもう一度、日本一を目指さないといけない。しんどい時に弱みを見せてはいけない。日ごろの生活からしっかりすることが野球での強さにつながると思っています」と秋大会を見据えた。