【甲子園交流試合】倉敷商が中国VS東北の王者対決制す 梶山監督「この時間を噛みしめたい」

2020年08月15日 19時38分

最後の打者を打ち取りガッツポーズの倉敷商・永野(左)

倉敷商(岡山)が8年ぶりの〝聖地白星〟を飾った。「2020甲子園交流試合」大会4日目の15日、第3試合で仙台育英(宮城)を相手に6―1で勝利。ベスト8まで進んだ2012年の夏の大会以来となる甲子園のグラウンドに立ち、昨秋の中国大会と東北大会のV校対決を制した。

 先制された直後の4回、二死から中軸に連打が飛び出し、すかさず同点。6回まで小刻みに毎イニングで1点ずつを加え、7回には4本の長短打で3得点を奪い、突き放した。終わってみれば打線は12安打6得点。投げては4回からバトンを継いだ左腕・永野司(3年)が切れ味鋭いスライダーで相手打線を巧みにかわす好救援を見せ、勝利をたぐりよせた。

 試合後の梶山和洋監督は「粘り強さが一番の勝因。積極的に攻撃していこうと言っていたので、選手たちはそれを貫いてくれた」と安堵の表情。最後は「勝った喜びと3年生と野球ができないという悲しみがある。今は、この時間を噛みしめたい」と余韻に浸っていた。