【甲子園交流試合】鹿児島城西が聖地初陣飾れず 元パ首位打者の佐々木監督「負けたが非常に楽しめた」

2020年08月12日 17時29分

6回裏、加藤学園・大村に先制打を浴びる鹿児島城西・八方

 最後の追い上げも実らなかった。鹿児島城西(鹿児島)が大会3日目の12日、第2試合で加藤学園(静岡)と対戦し、1―3と敗れた。

 先発マウンドに立ったプロ注目のエース右腕・八方悠介(3年)は粘投し、7回2/3を94球、7安打3失点1四球。速球を生かしながらスライダー、チェンジアップ、スプリットと多彩な変化球を織り交ぜながら8三振を奪ったが、打線の援護に恵まれなかった。1点をリードされた7回二死二塁から右中間へのランニング本塁打で2点を失ったところで、マウンドを降りた。

 3点を追う9回には相手の守備の乱れから1点を返して反撃ムードが高まったものの、白星は手繰り寄せられなかった。

 春夏の全国大会を経験していないチームにとっては初の甲子園。元プロ野球選手でパ・リーグ首位打者にも輝いた佐々木誠監督もアマチュアの指導者としては、初めてとなる聖地のグラウンドだった。試合後は爽やかな表情で「負けましたけど、非常に楽しめました」とコメント。

 内容については「前半にチャンスは何度かあったが、あと一本が出なかった。それが結局、中盤、後半と苦しい展開になってしまった。それ以上に相手投手の肥沼君のほうが素晴らしく、打ちあぐねてしまった。守備で2年生が足を引っ張ってしまったが、最後に3年生がよく頑張って点を取ってくれたことは良かったと思う」と振り返り、教え子の球児たちの労をねぎらっていた。