【甲子園交流試合】明豊が勝ち名乗り おなじみの〝南こうせつ校歌〟で聖地大拍手

2020年08月11日 19時24分

明豊は南こうせつがプロデュースした校歌を斉唱

 昨秋の九州大会王者が聖地で勝ち名乗りを上げた。大会2日目の11日、第3試合で明豊(大分)は県岐阜商(岐阜)に4―2で勝利した。

 先発マウンドに立った最速144キロの主将兼エース左腕・若杉晟汰(3年)が自慢のストレートとキレのある変化球を武器に初回、3者連続三振を奪うなど県岐阜商の強力打線を翻弄。7回を95球、6安打1四球1失点、9奪三振の力投で流れをつくった。

 チームメートもエースをバックアップした。3回二死一、二塁で相手の3番・佐々木に中前打を浴びるも、中堅・布施心海(3年)が捕手・賀来竜馬(2年)へ〝ワンバン〟のダイレクト返球。本塁生還を試みた二塁走者を見事にタッチアウトとし、得点を許さなかった。

 打線も初回に4番・小川聖太(3年)の先制適時打、2回にも2番・宮川雄基(3年)の2点適時打が飛び出すなど序盤から試合を優位に進め、主導権を渡さなかった。

 試合終了後の校歌斉唱では大分出身の歌手・南こうせつがプロデュースした同校校歌「明日への旅」が場内に鳴り響き、スタンドの関係者から万雷の拍手を向けられた。

 試合後の川崎監督は「最後勝って終わろうと思っていた。いいゲームができて幸せです」と口にし、好投した若杉について「今年一番のピッチングだと思うすべてやってきたことを出してくれたと思う」と評した。

 若杉も自らの投球内容に「満点だったと思います」と言い切り、そして「やっぱり初回の入りの三者連続三振のところが、自分が一番気合入って投げた場面だったと思います。この一試合にかける思いというのは強いので、全員が練習してきた成果が出たんじゃないかなと感じています」と言葉に力を込めた。