プロからも熱い視線が注がれる戦いとなりそうだ。明石商(兵庫)は大会5日目の8月16日・第1試合で桐生第一(群馬)との対戦が決まった。

 プロ注目の外野手としてドラフト上位指名候補の来田涼斗主将(3年=明石商)は「(相手は)投打ともに選手がそろっていて、とても強いという印象。投手の宮下君も制球力がいいと思う。(自分たちは)チーム全員の選手たちが体が大きくなって、筋力もアップして打撃力も増している。甲子園でできると思っていなかったので集大成の場を持つことができたことに感謝し、最後まであきらめず戦いたいと思っている」と力強い言葉を述べた。

 明石商には、同じくドラフト上位指名候補に最速151㌔を誇るエース右腕・中森俊介投手(3年)もいる。それだけに各球団のスカウトは終始目の離せない一戦となることは間違いない。

 対する桐生第一の主将・広瀬智也内野手(3年)も負けずに「注目選手が2人いて去年夏の甲子園も出ているチーム。とてもレベルが高い。モチベーションはだんだん上がっています」と闘志をみなぎらせていた。