専大北上・中尾監督 事実上の解任だった

2019年11月23日 16時30分

中尾氏

 中日などで活躍した岩手・専大北上高硬式野球部の中尾孝義監督(63)が退任していたことが明らかになった。

 プロ野球では中日、巨人、西武で捕手として活躍した中尾氏は2017年3月に同校の野球部監督に就任。就任2年目の18年にチームを春季県大会2位、秋季県大会3位に導き東北大会に進出させた。

 その一方で夏の岩手県大会では3年連続で初戦敗退。今夏は1回戦で黒沢尻工に0―4と完敗し、目標としていた甲子園出場はかなえられなかった。

 学校側は今回の退任について「本人からの申し出があった」と説明するが、度重なる夏の県大会敗退を含めOBや父母会等からの反発は無視できず「事実上の解任」に近い幕引きだったという。

 同校に近い関係者は「父母会等からの不満はもちろん、選手からの不満も大きかった。監督が練習を欠席する頻度も高く、グラウンドに顔を見せてもスタッフルームから窓を開けて指示をしたり…」。中尾氏に不満が募っている様子だった。

 なお、後任には部長の及川将史前監督が復帰し、すでに新体制での練習が始まっている。