【高校野球】今大会ナンバーワン右腕の星稜・奥川が気合のブルペン

2019年08月05日 16時30分

意気込みを語った星稜・奥川

 令和で初めての甲子園大会、第101回全国高校野球選手権大会(6日開幕)優勝候補の星稜(石川)が4日、奈良県内のグラウンドでチーム練習を行った。第2日第3試合で旭川大高(北北海道)との対戦を前に炎天下、2時間ほどの濃密なメニューを消化。初陣を控え、主戦メンバーが腕をぶした。

 特に気合が入っていたのは、今大会ナンバーワン右腕との呼び声高いエース・奥川恭伸投手(3年)だ。県大会終了後は疲労を取り除くことに集中していたため、この日からブルペン入りを再開。練習終了後の奥川は「まだまだ。ゼロからです。今からちょっとずつ状態を上げていく形。(ブルペンは)立ち投げが多かったので、しっかりバランスを取るように心掛けた。でも、フォームがまだバラバラの状態。県大会はベストが100なら、そこまでいかなかった」と謙虚にコメント。それでも「(試合まで)中2日ある。今はこんな状態だけど、焦ってはいない」と続けた。

 県大会では決勝で114球を投げ、完投するなどフル回転。たとえ万全でなくても存在感を見せつけたのは、さすがだ。「高校ビッグ4」と呼ばれる1人だが、大船渡・佐々木、創志学園・西、横浜・及川とライバルたちは次々と姿を消した。最後の牙城を守った最速158キロ右腕は今夏の聖地で右肩上がりに調子を上げ、悲願の日本一を成し遂げるつもりだ。