智弁和歌山ナイン 涼しい顔でDA PUMP

2019年08月03日 13時00分

 第101回全国高校野球選手権大会(6日から16日間)の優勝候補でもある、強力打線の智弁和歌山(和歌山)がまさかのアクシデントに見舞われた。

 2日、チームは甲子園練習に向かうため、マイクロバス2台で学校を出発したが、阪和自動車道を走行中に中谷仁監督が運転するベンチ入りメンバーが乗った車両の前輪が「バーン」という音とともにバースト。道路の脇に緊急停車することになった。

 幸い選手や中谷監督にケガはなく、メンバーらはメンバー外の選手が乗っていた別の車両に乗り換えて再出発。なんとか40分遅れで甲子園練習に臨んだが、メンバー外の選手はレンタルバスを待つことになり、練習に参加できなかった。

 高速道路上だけに一歩間違えば大事故になりかねない。もう1台のバスを待っている間、中谷監督は「後ろから突っ込まれて選手に何かあったら大変」と車外に出て走行車両を必死に誘導していたという。

 しかし、5季連続出場の強豪とあってナインはこんな時も慌てることはなかった。ある選手は「大きな音がして止まったけど、バスが揺れるようなことはなかった。バスは冷房が効いていたので僕らは車内でずっと待っていました。待っている間はDA PUMPの新曲をみんなで歌って盛り上がっていました。監督は外で大変だったと思いますけど…」と涼しい顔だ。ナインの中には「センバツ準優勝したとき(2018年)にもバスのトラブルがあった。これはゲンがいいじゃないですか」という声もあったという。

 一人肝を冷やした? 中谷監督は「到着が遅れて選手が動揺しているかと思ったけど、落ち着いていました」と胸をなで下ろしたが、立ち往生を多くの一般車両に目撃され、SNS上では一時「智弁和歌山のバスが事故か!?」などの情報が広まった。