大船渡・佐々木 夏初戦は最速147キロで2回完全

2019年07月16日 15時30分

佐々木朗希

 令和の163キロ右腕、大船渡・佐々木朗希投手(3年)が16日の岩手県大会2回戦・遠野緑峰戦(花巻)で2回無安打無失点2奪三振発進。14―0の5回コールド勝ちに貢献した。全19球のうちストレートの最速は147キロだった。

「4番・投手」でスタメン出場した佐々木は初回、自らのバットで先制の2点適時三塁打を放つなど3点のリードを持って初回のマウンドへ。先頭打者に142キロの速球を空振りさせスタート。キレのあるスライダーなど変化球を交ぜながらこの回を三者凡退。わずか7球で3つのアウトを奪った。

 2回も危なげなく三者を料理すると、チームがこの回までに10―0と大量リードを奪ったため3回から2番手・大和田へとスイッチ。わずか19球の省エネ投球で今夏初戦を無事勝ち上がった。

 試合後、佐々木は「夏の大会なので負けたら終わり。すごく緊張しましたが、初回に点を取ってホッとした。その中で楽しく野球ができました」とまず安堵の表情を見せた。

 その上でこの日、73・7%の14球がストライクだった制球重視の投球内容について「コントロールが良ければ球数を減らせると思う。球数を少しでも減らしたい」とその狙いを語った。悲願の甲子園出場のためには次戦18日の3回戦以降、7日間で5勝が必要なタイトな日程。佐々木は「一戦一戦負けたら終わり。あと5勝なので、みんなで5勝できたらいい」と力を込めた。

「このメンバーでできる最後の大会になる。目標となる大会までみんなで勝って終われたらいい。勝ち上がって野球を楽しんでいけたらいい」とも語った佐々木。7日間で5勝が必要な甲子園出場に向け、まずは無難なスタートを切った大船渡だ。