山間の球場が超満員「163キロ男」大船渡・佐々木 令和最初のフィーバー

2019年05月03日 12時00分

令和初登板の佐々木は初回、2者連続空振り三振でスタート

 高校生歴代最速の163キロ右腕・大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)を巡る令和最初のフィーバーが3日、岩手・釜石の山間にある小さな野球場で幕を開けた。春季岩手県大会沿岸南地区予選準決勝第1試合、大船渡―住田戦が行われた釜石・平田運動公園野球場。午前9時の試合開始前から“令和の怪物”佐々木を見ようと多くの高校野球ファン、報道陣、日米の球界関係者が集結した。

 一番乗りは午前3時半。大会関係者によると試合開始3時間前の午前6時には約50人が集まっており、同7時の開門を約1時間早め駐車場を開門した。球場周辺に3か所用意された車約600台分の駐車場は開門から1時間25分後の午前7時25分には満車。これ以降の来場車両は球場から約2キロ離れたおよそ200台分用意された臨時駐車場へと誘導され、球場までは臨時のシャトルバスでの移動となった。

 2012年夏、高校生として初めて160キロをマークした花巻東・大谷翔平投手(24=現エンゼルス)の出現からわずか7年で再び同じ岩手に現れた高校生最速右腕。その佐々木は過熱一途の周囲のフィーバーをよそに午前6時33分に球場入り。7時からチームメートとともにアップを開始し、勝てば県大会出場の決まる準決勝に「4番・投手」で先発した。MAXは139キロだった。