【センバツ】森田監督「そのために来た」 平成は東邦に始まり東邦に終わるか

2019年04月02日 17時49分

勝利を喜ぶ東邦のエース・石川

 第91回選抜高校野球大会第10日(2日、甲子園)、春4度の優勝を誇る東邦(愛知)が明石商(兵庫)を4―2で下し、習志野(千葉)との決勝に駒を進めた。

 平成元年のセンバツ王者が、30年ぶりに決勝の舞台にたどり着いた。手に汗握る投手戦が動いたのは7回。東邦は四球と死球で二死一、二塁のチャンスを迎え、7番・吉納(2年)が左翼席へ均衡を破る3ラン。明石商も8回に4番・安藤(3年)の2ランで反撃したが、東邦はその裏に1点を追加し突き放した。

 エース・石川(3年)は143球完投。前夜のミーティングで森田監督から「お前らは世代ナンバーワンだ!」と暗示をかけられた選手たちが、その気になって偉業まであと1勝に迫った。

 平成の高校野球史は東邦に始まり、東邦で幕を下ろすのか。森田監督は試合後「そのために甲子園に来ましたから。偉大な先輩たちが築いてくれたもの。明日は何が何でも優勝します!」。なんともドラマチックな勝ち上がりは、勝ってこそ完結する。