第91回選抜高校野球大会の第1日の第3試合で優勝候補の星稜(石川)と対戦する履正社(大阪)のエース左腕・清水が、ぶっつけで大一番に挑む。

 清水は8日の練習試合で、登板中にライナーの打球が左手の甲部分を直撃。病院で打撲と診断され、大きく患部が腫れ上がった。16日の練習試合で1イニングを投げたが、全力投球はできていない。

 18日に甲子園練習を終えた清水は「だいぶマシだけど、本調子ではない。最初は折れたと思った。スナップに使うところなんで…。あと1週間でどれだけできるか。投げられるとは思う。相手はナンバーワン投手(奥川)なんで投げたい。ケガを言い訳にしたくない」と覚悟を語った。