【リトルリーグ・Wシリーズ】全米で話題の“三刀流”美少女

2019年08月23日 16時30分

マディは今大会唯一の女子選手。チャーミングな笑顔だ

【ペンシルベニア州ウィリアムズポート22日(日本時間23日)発】リトルリーグ・ワールドシリーズ(WS)に出場している日本代表・調布リトルリーグは21日(同22日)にアジア・パシフィック代表の韓国を7―2で下し、24日(同25日)に行われる国際ブロック決勝進出を決めた。念願の世界一まであと2勝だ。

 WSは米スポーツ専門局ESPNが生中継するなど全米で盛り上がっている。そんななか注目を集めたのが唯一の女子選手、米ミッドウエスト代表チーム、ミネソタのマディ・フレキング(12)だ。米大リーグ(MLB)公式サイトなどが特集した。3試合で3打席に立ち、2打数無安打1犠打。投手としては1回を投げただけだったが、堂々たる攻めの投球で三振を1つ奪うなど、強烈なインパクトを残した。

 ちなみにWSで女子選手がプレーするのはMAX70マイル(約113キロ)の速球で史上初の勝利投手になった2014年の米ミッドアトランティック代表のモネ・デービス以来史上19人目だ。

 テレビやMLB公式サイトなどで紹介され、有名になったが、マディは「そうですね。私は変わっていませんが、(注目されるようになって)周囲が変わったことは理解しています。このあとどうなるか、自分がどうなっていくのか、今は深く考えていません」と自然体だ。

 10日(同11日)に行われた米国ミッドウエスト地区の決勝は序盤に4点のリードを許しながら5回に3点、6回に4点を奪ってアイオワ州のチームに8―6で逆転勝ちした。「序盤は1―5の4点ビハインドという苦しい展開でしたが、私たちはあきらめず、夢をかなえることができました。いつか、人生の大きな転機になったと振り返ることになるでしょう」と“大人のコメント”で振り返った。

 実はこの試合をエンゼルスの大谷翔平投手(25)がクラブハウスで同僚と観戦し、「おおおーっ」と絶叫しながら画面にくぎ付けだった。「それはアメージングなことです。私はツインズファンですけどね(笑い)」。

 WSは残念ながら敗退したが「あらゆる瞬間を楽しむことができました」と満足している。リトルリーグはこの大会で終わり。どうするのか。

「次の目標についてはまだ分かりません。私はバスケットボールとバレーボールもプレーしています。多分、この先はベースボールではなくて、バスケットボールに励むことになると思います」

 バスケットボールで全米を驚かせる日は来るか。楽しみだ。