佑が明かした手術回避を決めたワケ

2013年02月12日 16時00分

 昨季開幕投手を務めた日本ハム・斎藤佑樹(24)が、右肩関節唇を損傷し二軍キャンプ(沖縄・国頭村)で調整している。場合によっては手術を覚悟しなくてはならないが、当面はトレーニングコーチ指導の下でケアを行うという。手術を行わず復帰を目指すことを決めた佑ちゃんが、本紙の直撃に決断に至った経緯を初めて明かした――。

 

 

――手術をするとリハビリに1年かかる。それが手術回避の理由か

 

 斎藤 1年かかって戻って来れるなら、やります。でも戻って来れないほうが怖い。仮にですよ、変な神経を切られてしまったら…という不安がある。そういう可能性がある限り手術しない方法を選びたい。

 

 ――手術回避にあたって周囲に相談したか

 

 斎藤 チーム内でいろいろな人に相談したが「手術しない方がいい」という人の方が圧倒的に多かった。(右肩を痛めた経験のある)黒木投手コーチにはまだ聞いてないが、上層部の人たちや医師から「肘の手術は成功例が高いが、肩はうまくいかないことが多い」と聞いている。一般的にもそう言われるが、自分でも肩に関する医療系の本を読んで勉強している。

 

 ――現在は肩の痛みを感じずにすむ投球フォームを模索中だ

 

 斎藤 だいぶ、いい調子です。兆しが見えてきた。キャンプ中は現在の個別コンディショニング調整を続けていく。

 

 ――手術回避の決断に迷いはない

 

 斎藤(首を振って)ありません。

 

 ――肩関節唇損傷をほうっておいて症状が悪化してしまう懸念はないのか

 

 斎藤 そういう心配はあまりない。中垣(トレーニングコーチ)さんとリハビリしていたら不安が減って、やっていけそうだなと思っている。

 

 ――西二軍監督や他のコーチ陣も「斎藤の表情が明るくなった」と言っている

 

 斎藤 本当ですか? 中垣さんの指導が分かりやすくて、手応えをつかんでいる実感がある。

 

 ――このままケアがうまくいかなかったら手術も検討するか

 

 斎藤 そうなってくる。とりあえずは夏をメドに今のケアを続けます。