一軍合流の日本ハム・清宮「全力でやるだけ」

2018年05月02日 11時30分

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎内野手(18)が1日、札幌入りし、一軍に合流した。この日の全体練習はなかったが、2日の楽天戦(札幌ドーム)に向け「チームの勝利に貢献できる働きができればいい。全力でやるだけ。楽しんでやりたい」と意気込みを語った。

 二軍ではここまで15試合に出場し、50打数11安打、4本塁打、11打点。限局性腹膜炎から復帰後、なかなか状態が戻らなかったこともあり、打率こそ2割2分と低調だが、ファーム1号、2号を放った4月20日のロッテ戦以降は31打数9安打の打率2割9分と好調を維持している。1日時点でパ・リーグ打率1位の近藤がけがで登録を抹消されたこともあり、チームの起爆剤として期待が高まる。

 夢の一軍合流にも浮かれた様子はない。ファーム初本塁打を放った4月20日には、友人はもとより同期入団のチームメートからもメールや口頭でお祝いが殺到。最初こそうれしそうにしていたという清宮だが、すぐに神妙な顔つきになると「まだまだ」と向上心をあらわにしたという。

 同じ高卒ルーキーでドラフト3位の田中瑛は「本心はうれしかったのかもしれないけど『まだまだ2本目、こっからだよ』とクールというか、ツンデレ気味に話してましたよ。『お前こそ早く投げろよ』とハッパをかけられたので『うるせー』と冗談半分で返しました。負けられませんね」と当時の清宮の様子を語る。あくまで目標は一軍での868本塁打。“こんなところで浮かれていられない”との思いがあるのもうなずける。待望の一軍合流にも地に足をつけ臨む清宮が正真正銘の“プロ1号”を放ったとき、怪物の本当の一歩が始まる。

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