中畑監督が福留争奪戦で“強がり”

2013年02月09日 16時00分

中畑監督と中村GM(左)

 DeNA・中畑清監督(59)が、福留孝介争奪戦に敗れた当の相手である阪神・中村勝広GM(63)に大見えを切った。

 

 7日、DeNA宜野湾キャンプを視察に訪れた中村GMは、中畑監督と三塁ベンチ前で歓談。その中で中畑監督は「ライトのモーガンが本当にいいんですよ!」と福留を取り逃がした流れで獲得したナイジャー・モーガン外野手(32=前ブルワーズ)を自慢した。

 

 まるで「福留が獲れなかったおかげでいい選手を獲れました。阪神さんのおかげです!」と言わんばかりの勢いには、中村GMは苦笑いを浮かべるしかなかったが、中畑監督の「モーガン自慢」は状況的に「精一杯の強がり」ととらえられても仕方のないところ。それでも指揮官は“福留の穴は完全に埋まった”とばかりに胸を張り続けた。

 

 とはいえ、ここまでの評判がいいのも事実で、メジャー通算2割8分の打率を誇るモーガンは、日本の野球に一日でも早く慣れようと7日、特打を直訴。「日本の投手と米国の投手はタイミングの取り方が違うので早く慣れたかった」とやる気を見せた。さらにエース候補の国吉佑樹投手(21)が「モーガンが毎日“10勝しろ”と言ってくる。すぐに選手を覚えて積極的にコミュニケーションを取ってくる」と目を丸くするなど、性格の良さにはナインの受けもいい。

 

 この日の中村GMへの自慢が中畑監督の虚勢に終わるかは、シーズンでのモーガンの活躍いかんにかかっている。