大谷の2回降板を地元メディアは楽観視

2018年04月19日 11時30分

2回、ベニンテンディ(左)に左犠飛を打たれた大谷(右)

 米メディアは18日(日本時間19日)、エンゼルスの大谷翔平投手(23)が前日のレッドソックス戦で右手中指のマメの影響で2回で降板したことをかなり温かい視線で報じた。

 オレンジ・カウンティー・レジスター紙(電子版)は「野球界全部が大谷翔平のバンドワゴンに乗ったと思った瞬間、事故ってしまった。大谷の右中指のマメは、チーム史上最高のシーズン開幕を楽しんでいたエンゼルスを脱線させるのには十分だったようだ」とメジャーが衝撃を受けたと伝えた。

 ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)は「大谷翔平の3度目の先発登板はかわいくなかった。目がくらむような3週間、彼はベーブ・ルースだった。酔いが覚めるような1時間で、彼がまだやっとベーブ(ウブな人)であることを、皆に思い出させた。チーム史上最高の16試合だったが、大谷はついに負けてしまった。彼の不思議な空気を置き間違え、無敵のオーラを失った。見ていてつらかったし、見ていてなんだか変だった。満員の観客が見たかったものでは間違いなくない」とアクシデントでの降板に同情した。

 大リーグ公式サイトは「エンゼルスは、大谷が次の先発をこなせると希望的に見ている」とエンゼルスがマメの状態を楽観視していると報じた。スポーティング・ニューズ(電子版)は「大谷は最初の2戦で35・2%というメジャー最高の空振り率を記録したが、66球を投げた3戦目はたった3球のみ(4・5%)で、38球を要した2回は空振りはゼロだった」と冷静に分析。

 USAトゥデー紙(電子版)は「まあ、ベーブ・ルースも100年前にいろいろドジをしていた。ムーキー・ベッツのホームランに荒々しく迎えられ、大谷はそのままずっとリカバーできないようだった。メジャー史上初、4月が終わるまでに3本塁打、3白星を達成するだろうかという大谷への賭けを、レッドソックスは遅らせた」と残念がった。

 開幕から3週間あまり、全米の話題をさらった大谷。小休止した格好だが、ファン、チームメートはもちろん、米メディアも1918年のベーブ・ルース以来となる2桁勝利・2桁本塁打達成を期待している。