阪神新守護神・久保“9連投肩”作る!

2013年02月11日 16時00分

 阪神・久保康友投手(32)が沖縄・宜野座キャンプで“オレ流”にこだわっている。カブスに移籍した藤川球児投手(32)に代わって、今季から虎の守護神を務めるが、調整法などは過去の例にとらわれず、あくまで新規に独自のものを編み出したいという。その理由を本紙だけに明かした。

 

 和田豊監督(50)は「やってもらわないといけない」と新守護神への期待を口にする。第1クール6日間のうち、久保がブルペンに入らなかったのはわずか1日だけ。「少ない球数を毎日投げ続けるのに慣らして、同じパフォーマンスを出せるように」とリリーフ転向を意識しての調整。疲労を心配する周囲に対しても「まだ体は若いから大丈夫」と余裕たっぷりだ。

 

 そんな久保には球界を代表するリリーフ投手たちとの人脈がある。

 

 昨年までチームメートだった藤川はもちろん、ロッテ時代の同僚だった小林雅英(38=現オリックス二軍投手コーチ)や薮田安彦(39)など…。現在の阪神でも、かつてのストッパー・久保田智之(32)とのつながりがある。しかし、久保は今回、守護神転向が決まってからも、それら旧知の投手たちから教えを請わないようにしている。「(調整や休み方の)アドバイスは一切、もらっていない。自分で考えたやり方でやっているんです」

 

 その理由を久保は、こう説明する。「教えてもらっても、できるとは限らない。みんな投げ方も体格も違うでしょ。(教えてもらったことを)できるかどうか分からないし、無理をすればケガをするかもしれない。ならば自分に合う調整方法を自分で見つける方がいい。やってみると、いろいろな発見があって面白い部分もあるんですよ。“意外と毎日投げられるんだな”とかね」

 

 あえて模索する自分流の調整法。“前例”を参考にせず、白紙の状態からスタートしただけに、決して簡単ではないのは分かっている。そんな難しい挑戦をむしろ楽しみ、そしてクリアしてみせると意気込む。さらに進化した自分に到達できると確信しているのだろう。これぞ久保流だ。

 

「今年は最長で9連戦がある。だから9連投できる肩をつくります!! そうすればチームも9連勝ってことですから」と珍しく数字の目標を口にした久保。虎の新守護神は気合十分だ。