大谷はベンチでも存在感抜群 打撃練習でサク越え連発

2018年04月11日 11時30分

試合前、大谷(左)は日本ハム時代に同僚だったレンジャーズ・マーティンと笑顔で再会

【テキサス州アーリントン10日(日本時間11日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(23)は敵地でのレンジャーズ戦に2試合続けて先発メンバーから外れた。現在、3試合連続アーチを放ち、注目度の高い大谷だけに米大リーグ公式サイトも異例の速報をした。

 ソーシア監督は「(左打者の)カルフーンも先発メンバーではない」と、相手先発が左腕ペレスであることが理由であることを一度はほのめかした。しかし、直後に相手先発が右腕、左腕であることの関連については「関係ない」と説明。スタメンはプホルスを4番・DHに、左腕キラーのヤング外野手を7番・右翼で起用するなど、8人の右打者を揃え、大谷の代打起用の可能性について聞かれると「彼は出られる」と話した。

 本塁など内野スタンドの日陰となるフィールド付近には、ひんやりとした空気が漂っていたが、いざ大谷がバットを持って打撃ケージの中に入り、強烈な打球を放つとその雰囲気は一変した。2ラウンド目で中堅バックスクリーンの芝生席に2連発、さらに3発目は芝生席上にあるラウンジ席の屋根を直撃。左翼席や右翼席に陣取っていた少年ファンたちは中堅方向に集まり始め、“ホームランボール”の争奪戦が始まった。大谷はその後も、中堅を中心に9本の柵越えを放ち、スタンドからはそのたびに大きな歓声が起こった。

 打撃練習中、日本ハム時代のチームメートで、レンジャーズのクリス・マーティン投手が大谷を訪問。打席に入っている時以外は、通訳を通じて談笑し、ファンとの記念撮影にも応じる場面もあった。

 この日の試合前は、敵味方関係なく、レンジャーズの本拠地グローブライフ・パークに足を運んだ大勢のファンが大谷の動きに注目していた。