人気者・藤浪に「お風呂」の悩み

2013年02月09日 16時00分

藤浪と球団マスコットのキー太

 阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18=大阪桐蔭)が沖縄・宜野座キャンプで人知れず「風呂」に悩んでいる。大の風呂好きを公言する虎の黄金ルーキーだが、身長197センチと大柄すぎて部屋の風呂ではくつろぎにくい。そのためチーム宿舎の大浴場を活用しているが、今度は浴場入り口でファンに囲まれて、落ち着かない状態。ちょっとした問題となっているのだ。

 

 藤浪は5日、昼食後の最初のメニューだったゴロ捕球練習を途中で切り上げ、そのまま“早退”した。何らかのアクシデントが懸念されたが「ハードにやってきたので落とし気味に、ということ」(畑山スカウト)と実際は予定通りのプラン。藤浪も「早く上がっていいと言われたので。体の疲れは多少あるけど、そこまでしんどいなというのはないです」と説明した。

 

 もっとも、精神的な疲れは出始めている。「いろんな人に見られて、ちょっと今までと環境が違うので…。多少の気疲れやだるさはあります」。黄金ルーキーを取り巻くフィーバーぶりに本人も戸惑いを隠せない。その象徴が「入浴問題」。風呂好きを公言する藤浪は毎晩、宿舎の大浴場を利用しており「リラックス法? ゴロゴロしたり、お風呂にゆっくり漬かったりですね」と話しているが、実際の状況はちょっと違った。

 

 チーム関係者がこう明かす。「風呂の時間が今の藤浪にとって一番の悩みどころなんです。大浴場は一般の宿泊客も入るので、風呂場の中はともかく、入り口あたりでもサイン攻めにあっているそうなんですよ。時には宿泊客に紛れて一般のファンも風呂場の前まで来ている。(球団としては)何とか配慮はしたいけどホテル自体が貸し切りではないので対策が難しいんです」

 

 これには藤浪が自分の部屋で入浴するわけにいかない事情も関係している。「ホテルの部屋はユニットバスで(身長197センチの)藤浪には小さすぎる。ゆっくり漬かって体の疲れを取るためには大浴場を使うしかないのが現状なんです」(別の関係者)

 

 そのため、チーム内では「練習中みたいに風呂の時もスタッフが一緒についたらどうか」「松田や小豆畑といった年の近い選手を“お目付け役”にするのがいいのではないか」「(宜野座球場近くの健康施設)かんなタラソの風呂をもっと活用するのはどうだろう」などと話し合われているとか。藤浪にとっては深刻な「風呂問題」だが、どうなるか。