連敗…阪神・金本監督2つの怒り

2018年04月02日 16時30分

鬼の形相の金本監督

 阪神が開幕カードに負け越した。4回、3年目の中堅手・高山が一度捕球したボールを落とす拙守(記録は二塁打)を犯し、そこからまさかの逆転負け。菅野撃破でつかみ取った開幕戦白星の盛り上がりは、すっかりどこかへ吹き飛んでしまった。

 試合後、金本知憲監督(49)は「去年、一昨年と何回落としているんだ! 自分の範囲のノーバンは捕らないと投手がかわいそうだ」と怒り心頭。高山は「(先発の)秋山さんにすみませんとしか言えないです…」と肩を落とした。

 守備の乱れから屈辱の敗戦となったが、それ以上に痛恨だったのが巨人の成長株・岡本に好き放題にやられたことだ。実はオープン戦の時期から球団内では「岡本は奈良出身だから阪神戦だけは打たれるわけにはいかない。これでうちがやられたら『何であのとき獲らなかったんだ!』などと言われかねない。だから絶対に抑えないといけないんだ」(球団幹部)との声があった。

 2014年のドラフト当時、投手獲得という明確な球団の方針があったとはいえ、地元出身の選手に活躍されれば、不満の声が噴出しかねない。そのため宿敵の有望株を超警戒していたのだが…。ふたを開けてみればこの日の逆転3ランを含め、この3連戦で11打数5安打8打点2本塁打と散々な結果となってしまった。

 金本監督が「バッテリーが対策を練らないといけない!」と声高に叫べば、片岡ヘッド兼打撃コーチも「ひと振り、ふた振りで決められた。次は何が何でも抑えないといけない」と大号令。山田バッテリーコーチは「これからは他チームとの対戦の状況を見ながら、いろいろ対策を考えていかないといけない」とセ球団との対戦を逐一チェックしながら“岡本攻略法”を探っていく考えを明かした。次回の対戦では完璧に抑えたいところだが、果たして…。