岩瀬 今年の目標は「新聞に載らない」

2013年02月09日 11時10分

【核心直撃】中日・岩瀬仁紀投手(38)が沖縄キャンプで精力的に汗を流している。昨季は8年連続8度目の30セーブを達成したが、夏場に二軍落ちを経験し、終盤は山井に抑えの座を奪われる不本意なシーズン。今季にかける竜の守護神の「覚悟」を聞いた。

 

 ――5日にキャンプ第1クールが終了したが、状態は

 

 岩瀬:順調です。早くもなく、遅くもなく、例年通りのペースでできている。それが一番。

 

 ――投球フォームをこれまでのセットポジションから、走者なしの場合はノーワインドアップに変えようと取り組んでいるが

 

 岩瀬:セットでは無死から打たれることが多かったので。やるだけやって駄目ならセットに戻してもいいし、キャンプでの試みとしてやっていければ。球の力はノーワインドの方がある。

 

 ――気持ちの面で過去と今年では何が違うのか

 

 岩瀬:ほとんど何も変わっていないけど、唯一、違うのは今年のことしか考えていないこと。正直、これまでは何年か先のことまで見越しながら野球をやってきたので。

 

 ――今季に関して高木監督は「一番後ろでしか投げさせんよ。プライドもあるでしょ。途中からはない。結果が出んなら、やめないかんでしょ」と厳しいことを言っているが…

 

 岩瀬:監督の言う通りですよ。今さらセットアッパーとか、負けてる試合とかに出ていくことはしたくない。現役は抑えのまま終わろうと思っている。

 

 ――万一、結果が出なかった時はシーズン途中でもユニホームを脱ぐ可能性もあるのか

 

 岩瀬:そんな万一なんてことは考えない。駄目だった時のことなんか考えて野球なんかできませんよ。(一軍で)1年間抑えでやり通すことだけを考えてやるしかない。

 

 ――改めて今年の目標は

 

 岩瀬:新聞に載らないようにすることです(笑い)。記録の達成とか良いことなら別ですけど、だいたい抑えをやっていて新聞に取り上げられる時は、打たれて「失敗」した時ですからね。基本的に悪いことでしかないですから。東スポにへんなことで載らないようにしっかり頑張ります。