大谷のメジャー初登板は4戦目に決定! 同僚スカッグスが金言

2018年03月29日 11時30分

ようやく開幕メジャーと登板日が決まった大谷

【カリフォルニア州サンフランシスコ28日(日本時間29日)発】エンゼルス・大谷翔平(23)のメジャーでの投手デビューが決まった。開幕4戦目、4月1日(同2日)の敵地・アスレチックス戦だ。キャンプにはマイナー契約の招待選手として臨み、計5試合で13イニングを投げて19失点と散々だったが、晴れてメジャーの一員として二刀流右腕が羽ばたく。

 オープン戦最終戦となった27日(同28日)のドジャース戦は、前代未聞の下水管破裂による5回コールドで打ち切り。代打出場が予定されていた大谷は打席機会を失ったまま最終調整を終えた。文字通り水を差された格好だが、その試合直後にエプラーGMが大谷をメジャー契約の前提となるロースター40人枠に入れると発表。ソーシア監督からは本人に直接、シーズン最初の登板日が告げられた。マイナー招待選手としてキャンプに参加した大谷は29日(同30日)の開幕までに最低年俸54万5000ドル(約5780万円)のメジャー契約を結ぶ。

 第一関門をクリアしても大谷は「やることは変わらない。オープン戦でもシーズンでも心の持ちようは変わらない。一試合一試合を丁寧に頑張っていきたい」と冷静だった。一方で「本当に周りの方のサポートは力になりましたし、(新しい環境に)スムーズに入れたんじゃないかなと思う」と感謝の言葉を並べた。

 平坦な道のりではなかった。キャンプではマイナー紅白戦も含めて5試合に登板し、計13イニングで12四死球と制球にも苦しんだ。メジャーでの投手デビューには「(日本ハム時代の)昨年、一昨年(の開幕)は緊張していた。今年はどうなるか分からないので、そこまで実感はないかなと思います」としつつも「個人的には打者ではあまり緊張しないので、やっぱりピッチャーの開幕はすごく大事」と特別な思いもある。

 潜在能力の高さは誰もが認めるところだ。30日の第2戦に先発する左腕スカッグスは「翔平はもっと顔を上げて静かな自信のようなものを見せた方がいいと思う。『自分はできる』と言い聞かせた上で行動する必要がある。彼はもっと威圧的になってもいい」と背中を押す。さらに「マウンドでは常に臨戦態勢でいること。今は打者が打席に入ってくるのをただ待っている感じがする。もっと自分自身を信じないといけない。Fake it till you make it(できるフリをして、できるようになる)」との金言まで送った。ここまできたら前進あるのみだ。