エンゼルス大谷“ノーステップ打法”で課題克服「アジャストしやすい」

2018年03月27日 13時57分

4回、レフト前ヒットを放った大谷

【カリフォルニア州ロサンゼルス26日(日本時間27日)発】エンゼルス・大谷翔平投手(23)が敵地で行われたドジャース戦に「8番・DH」でスタメン出場。4回先頭の第2打席でオープン戦4安打目となる左前打を放った。

 昨年12勝(8敗)を挙げた左腕・ヒルに対し第1打席は三飛に倒れた大谷だが、4回の第2打席でリベンジ。1ボールからの2球目の外角ストレートをコンパクトなスイングで左前にはじき返した。

 オープン戦11試合目の出場となった大谷はこの日のフリー打撃から投手側の右足をステップさせない“ノーステップ打法”で課題のタイミング問題にアプローチ。より早くトップの位置をつくり、自分のタイミング、そして「線」で投球の軌道にバットを入れる工夫を施し、一筋の光を見いだした。

 試合前、ソーシア監督は「同じ23歳の選手と比べても彼には(5年間の)日本での(プロ)経験があるから自信がある。23歳としては考えられないぐらいのアドバンテージがあってゲームをよく理解している」と引き出しの多さと“野球頭脳”に関して揺るぎない信頼を口にしていた。

 6回の第3打席でも右腕・バエスの縦の変化球を捉えた上での一直。開幕を3日後に控え、新たな環境、日本人とは違うテンポで投げてくるメジャー投手に対する大谷なりの回答が新たな形を生んだようだ。