ダルビッシュWソックス戦で最速158キロ出た!開幕へ視界良好

2018年03月17日 12時00分

【アリゾナ州グレンデール16日(日本時間17日)発】カブスのダルビッシュ有投手(31)は敵地でのホワイトソックスとのオープン戦に先発して、5回を3安打1失点、4三振1四球2暴投だった。最速は158キロをマーク。打っては4回二死一塁の第2打席に右前打を放った。開幕に向けて好調をアピールした。

 序盤は制球抜群だった。初回は先頭のモンカダを一ゴロに打ち取り、ガルシアに中前打されたが、アブレイユを154キロの速球で2ゴロ併殺に打ち取った。2回はデビッドソンをカウント1―2から内角速球で空振り三振に斬り、デルモンテを一ゴロ、カスティーヨを2―2から6球目、外角低めの速球で見逃し三振に仕留めた。

 3回は先頭のアンダーソンに2―2から粘られ、10球目のスライダーで空振りさせたが、投球がワンバウンドで捕手コントレラスが捕球できずに振り逃げで一塁に生かした。次打者の時に二盗され無死二塁とされたが、後続を中飛、見逃し三振、右飛に抑えて無失点で切り抜けた。

 4回は美技に助けられた。先頭のガルシアに中越えエンタイトル二塁打を許し、続くアブレイユは中前へ強烈なライナー。落ちて適時打かと思われが、中堅のアルモラが前進してダイビングキャッチ。飛び出していた二塁走者が戻れず併殺。ピンチを脱出した。

 ここまで無失点で抑えてきたが5回に失点。先頭のカスティーヨに中越え二塁打され、二ゴロの間に三進。一死三塁で迎えたサンチェスの3球目が暴投となり、三塁走者が生還。痛恨の失点だ。

 納得した部分もあれば課題も見えた。左足をやや二段モーションにして投げる新たな投球フォームがピタリとはまり、序盤は力むことはなかった。しかし、4回以降は叩きつけるように低めに外れるボールが目に付いた。「最初3回はすごく良かったですし、球も走ってたし、スライダーも切れてたし、全体的にすごく良かったと思いますけど、打席からペース配分もそうなんですけど、ちょっと疲れてしまって、最後の5回とかは。そこは次からしっかりペース配分をしていきたいです」と登板を振り返った。

 4回に右前打を放つと次打者の二塁打で一塁から三塁まで走った。「いままでのキャリアで(打者は)ドジャースで数か月やっただけなので、あまり慣れていない部分はあるんですけど、それはアジャストしていきたいと思います。年なのかわからないけど、一塁から三塁行くときに『あれっ』みたいなことを感じるようになったり、その辺をうまくやっていきたいです」と苦笑いだった。今季は何度もこんな場面はあるだろう。3月29日(同30日)の開幕戦まで2週間を切った。「順調に来ていると思います。だんだん球数も上げてきていると思いますし、体に負荷がかかってきているので。しっかり球数投げて体を慣れさせていきたいと思います」。メジャー7年目の視界良好だ。