「限局性腹膜炎」で東京都内の病院に入院している日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18=早実)が15日に退院することになった。吉村GMが14日、明かした。同GMは「早ければ17日から鎌ケ谷で練習するかもしれない」と続けた。

 検査入院を強いられたことで目標とする開幕一軍スタートに暗雲が垂れ込めた。栗山監督は「(清宮の状態は)良くなっている。ただ、状態が良くなっていることと、万全であること、体の調子が良いということは違う。それを見極める」と慎重な言葉を並べながらも、開幕一軍スタートの可能性について「可能性がある限りはどの選手も最後まで探る。(選手)一人ひとりにビジョンがあるし、幸太郎に関しても持ってる」と発言。怪物ルーキーの開幕一軍構想はいまだ消えていない様子だ。