阪神は14日、榎田大樹投手(31)と西武・岡本洋介投手(32)の交換トレードが成立したことを発表した。

 榎田は2010年にドラフト1位で入団し、1年目からセットアッパーとして活躍。近年は若手の台頭で活躍の場を失っていたが、かねて高評価していた西武側の熱烈オファーにより新天地への移籍が実現した。

 西宮市内の球団事務所で取材に応じた左腕は「ビックリしたけど、必要とされているので、しっかりと活躍したい。金本監督からは『まだまだ活躍できるはずだから、しっかり頑張れよ』と言ってもらった。もうひと花さかせられるようにやっていきたい」と抱負を語った。

 谷本球団本部長は「新人時代は最多試合登板をしてくれた。新天地でもケガをすることなく、頑張ってほしいと伝えた」と期待した。