イチ愛弟子 オリックス・宗“スター候補生”に浮上

2018年03月10日 16時30分

野上から会心の一発を放った宗

 オリックスの4年目、宗佑磨内野手(21)が9日の巨人戦(ほっともっと)でオープン戦3号を放った。3回、野上の内角直球を右翼席に運び、4日の日本ハム戦でのランニングホームランを含めて4戦3発とレギュラー取りへ猛アピールを続けている。「いい感じで打てた。もったいないというか、シーズンで打ちたい。自分のスイングだけを心がけ、常に迷いはないです」と宗は声を弾ませた。

 ギニア人と日本人のハーフでヘアスタイルも独特。キャンプ中に外野手にコンバートされたばかりだが、俊足巧打でメキメキと頭角を表した。マリナーズ・イチローに心酔し、昨年末は自主トレにも参加させてもらって多くのアドバイスを受けた。「イチローさんはブレない。自分をしっかり持って自分のやることを迷いなく全うしている。一緒に練習させてもらって刺激になった。思っていた以上の人でした」

 スター誕生の予感に球団サイドも大きな期待を寄せている。「宗はキャラ立ちしている。シーズンで結果を残せば、間違いなくスターになれる素材。今からどんどんプッシュしていきたい。『ムネ肉』『ムネ厚』とか面白いキーワードを考えたい。『ムネオ』はちょっとダメだけど…」(球団関係者)と売り出し作戦に思いをめぐらせる。異色の若武者がブレークとなるか。