3年契約最終年の楽天・今江を直撃「定位置を銀次、ウィーラーに奪われましたが?」

2018年03月09日 16時30分

定位置奪回を狙う今江

【核心直撃】楽天・今江年晶内野手(34)が、今季3年契約の最終年を迎える。ロッテからFA移籍1年目の2016年は89試合で打率2割8分1厘も、昨季はケガにも泣いて51試合で打率2割5分。同じポジションに銀次、ウィーラーという実力者がいる中、スタメン落ちもささやかれるベテランはレギュラーを奪うことができるのか。直撃した。

 ――昨季は2005年以降で自身最少となるわずか51試合の出場

 今江:開幕直後にすぐ(右)太ももを痛め、状態が良くなったと思ったころ(7月の)試合中に(左腕を)骨折。悔しい思いはあります。

 ――戦列を離れている間に、守備位置(一塁と三塁)は銀次、ウィーラーに奪われた

 今江:この世界では当たり前のこと。僕自身も若い時にはレギュラーの選手がケガをしてチャンスをもらった。そういう競争がないチームは強くなれないので、そこは仕方がない。もう一度、自分の力でポジションを奪い取るしかない。

 ――とはいえ銀次、ウィーラーはともに昨季のベストナイン。簡単にはいきそうもないが

 今江:2人ともベストナインに選ばれる選手なので、当然のように結果を出す。厳しい戦いになるはずです。でも、コンディションさえよければ負けるとは思っていない。それにシーズンは長い。昨季の自分のようにチーム内にケガ人や、不調で戦列を離れる選手も出てくる。言い方は悪いかもしれませんが、そういうチャンスをモノにできるか、でしょうね。

 ――昨季、試合に出られない日々が続く中、学んだことは

 今江:試合に出られない人の気持ちというかつらさが改めてよくわかりましたね。10年以上試合に出るのが当たり前だったので、出られなくなって「出続ける大変さ」もわかった。ケガでも不調でも、やはり選手は試合に出ないといけない。ケガをする前に最善の対処をしておく必要があることも改めて感じた。長く現役を続けて成績を残す選手はそこをしっかり意識している。痛感したので、その部分をしっかり心がけていきたい。

 ――そのために今季から変えた点はあるか

 今江:トレーニングは少し変えています。朝起きて、プロテインを飲んで、ウエートトレーニングを少し増やしました。1シーズン戦える体をもう一度改めてつくり直したいと思ったので。食事面では、これまで体のことを考え食べるものを制限していたのですが、逆に制限をなくしました。

 ――どういう理由で

 今江:自分なりに勉強した結果です。いろいろな物を食べ、栄養を十分に取りながら、体づくりをすればいいのではと。トレーニングをしながらの食事であれば問題はない。朝とトレーニング後にプロテインを摂取するのもその一環です。おかげで体の状態はいい。このやり方を続ければ、今までよりいい状態で開幕に臨めると思います。

 ――2000安打も残り455本と視界に入ってきた

 今江:1年で100本以上は打てるので4年でクリアできる数字。試合に出続ければ、自然と数字も出ると思う。まずは1年を通してチームの力になれるよう、ポジションを奪いたい。若手がかなり台頭してきたので、負けないよう頑張ります。