好調の「投手・大谷」がメキシカン・リーグ相手に“最終テスト”へ

2018年03月09日 12時00分

軽めの調整を行った大谷(手前)

【アリゾナ州テンピ8日(日本時間9日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(23)が9日(同10日)に登板するメキシカン・リーグ、ティフアナ・トロスとの練習試合に向け軽めの調整を行った。ブルペンで水原通訳を相手に軽く22球の投球練習を行った大谷はその後、外野フェンスに向け日本ハム時代からの日課である壁当てをしながらフォームチェックに余念がなかった。

 実戦3度目の登板は4回、60~70球がめど。2日(同3日)のブルワーズ・マイナーとの練習試合は2回2/3で2失点しながらも8つのアウトを全て三振で奪い、格の違いを見せつけた。懸案だったマウンドの傾斜への対応にも確実に前進。大谷は「キャンプも中盤を過ぎたあたりなのでみんな多少疲れはある。日本での対戦とは大きな差はないので今のところ順調に来ている」と強調している。今回のメキシカン・リーグ相手の“最終テスト”でも圧倒し、オープン戦登板へ段階を上げたいところだ。

 今季から先発6人ローテーション導入を掲げるソーシア監督も「そのうちに彼も浮輪を外してプールの水深の深い場所できちんと泳がせる」と9日以降はメジャー球団相手のオープン戦登板を示唆。6人ローテの軸となる投手・大谷のメジャーへの適応はチーム浮沈のカギだ。また、指揮官は「先発陣はここ2年間、(故障禍で)障害続きだったので彼らにとっても6人ローテーションは回復の十分な時間が取れていいのでは」と新システムへの期待は高い。

 一方で、打者・大谷は前日のドジャース戦まで11打数1安打1打点、打率9分1厘、4三振とテンポの速い投球フォームに立ち遅れ気味だ。現在、投高打低の二刀流、29日(同30日)のアスレチックスとの開幕戦まで残すところ3週間あまり。しっかり仕上げることはできるか。