イチロー古巣復帰も“バックアッパー契約”故障者復帰後に不安

2018年03月08日 16時30分

記者からの質問に答えるイチロー(右)

【アリゾナ州ピオリア7日(日本時間8日)発】6年ぶりに古巣・マリナーズに復帰したイチロー外野手(44)の今季年俸が75万ドル(約7875万円)であることをESPNなどの米メディアが伝えた。

 契約期間は1年でインセンティブの全額125万ドル(約1億3125万円)をクリアすれば、昨年のマーリンズ時代と同額の200万ドル(約2億1000万円)が受け取れる内容になっているという。

 腹斜筋を痛め、4~6週間の離脱が発表されている左翼手ベン・ギャメル(25)ら、外野陣に故障者が続出した状況を埋めるための“バックアッパー契約”であるイチローのシアトル帰還。DH制があるため、ナ・リーグに比べれば確実に減少する出場機会の中で、イチローが期待される“控え”としての役割をどうこなすのか。

 イチローは「培ってきた全てをこのチームにささげたい」と決意を口にしたが、ギャメルら主力故障組がオーダーに戻ってきた場合、球団は余剰人員となってしまうレジェンドの扱いをどうするつもりなのかは今は見えてこない。

 契約的にはあくまで主力が戻ってくるまでの穴埋め的な“補充”。この先に待ち受ける現実を考えれば、この古巣復帰が幸福な帰還となる保証はどこにもないのだが…。

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