阪神・藤浪 4回3失点に金本監督「先発ローテ前進」掛布氏は「怖さがなくなった」と評価真っ二つ

2018年03月07日 16時30分

またしても死球後に失点した藤浪

 果たしていいのか、悪いのか…。昨季3勝5敗とサッパリだった阪神・藤浪晋太郎投手(23)が6日、今季初の甲子園開催となったDeNA戦に先発し、4回を2安打7奪三振ながら3失点と一抹の不安を残す結果となった。球速はMAX152キロ。3回まではパーフェクトに抑えていたが、4回一死から昨年までチームメートだった大和に死球を与えると、筒香に左前打でつながれ、ロペスに3ランを浴びた。

 死球から崩れる昨年の“悪癖”が再び顔をのぞかせた。藤浪は「シーズンに近い配球ができた。投手はみんな立ち上がりが難しいけど、今日みたいにいけると試合に入っていける。バランスよく投げられているし、キャンプから取り組んできたことにつながっている。ロペスの一発? あれは逆球、弱い球だった。完全な失投」と手応えを強調したが、球団内の評価は真っ二つに分かれた。

 香田投手コーチは「彼は自分と勝負するところがあったが、自信を持って打者と勝負している。こういう投球をしてくれたら頼もしいし、信頼度が上がる」と言い、金本監督も「先発ローテ入り? 前進ですよ」と一応の評価を下した。

 一方、この試合でテレビ解説を務めた前二軍監督の掛布雅之氏(62=現シニアエグゼクティブアドバイザー)は「(小さくなった)今の投球フォームでは怖さがなくなった」「右打者の内角への投球が見られなかった。その辺の対策が課題だ」と注文をつけた。

 完全復活するかどうかのジャッジは、もう少し様子を見る必要がありそうだ。