メジャースカウトを仰天させた清宮の大物エピソード

2018年03月05日 16時31分

7回無死満塁の好機で二飛に倒れた清宮

 日本ハムは4日、札幌ドームでロッテとのオープン戦に臨み、5―8で敗れた。ドラフト1位ルーキーの清宮幸太郎内野手(18=早実)は中田に代わり5回の守備から「4番・一塁」で途中出場するも、二ゴロ、二飛、投ゴロと3タコで、オープン戦では4試合で6打数無安打。それでも周囲はその大物ぶりに驚がくしている。

 試合後、清宮は「もうちょっとバットが振れればなと思いますし、もっと一発で仕留められるところを仕留めないと。正念場? そうじゃないですか」と意気消沈だったが、黄金ルーキーの評価はうなぎ上りだ。

 プロ初安打を放った2月28日の台湾・ラミゴとの国際交流戦(札幌ドーム)を視察した、フィリーズの大慈彌環太平洋担当部長は「並の新人、ましてや高卒なら打席で足がすくんでバットを振るのがやっとのところ。それが打席で審判にストライクゾーンを確認していた。こんな新人初めてですよ」と、冷静にプロとアマのストライクゾーンの違いを確認した清宮を絶賛。また、日本ハム・緒方野手総合コーチは「あいつ、サインを全然見ないんだよ。ノーアウト一、二塁とか、普通確認するだろ? 今までは任されてたんだろうから怒ることじゃないけど、一つひとつ教えてやらないとね」と苦笑いだった。

 この日の試合前練習でも緒方コーチから「幸太郎、バント(練習)やったの? 何でやらないの? やらなくてもいいの?(巨人の)阿部慎之助だってやってるよ」と矢継ぎ早にイジられた清宮は、タジタジになりながらも照れ笑い。これには緒方コーチも、半ばあきれつつその大物ぶりを認めている。

 アリゾナキャンプからここまで数々の伝説を作ってきた清宮。7日以降に札幌を離れてオープン戦を戦うチームにも同行する予定だが、そのスター性はプレー内容だけではなさそうだ。

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