巨人入り前進!石井社長が注目発言 上原と由伸監督の関係

2018年03月03日 16時30分

上原復帰を天に願う(?)由伸監督

 巨人が堂々のラブコールだ。カブスからFAとなっている上原浩治投手(42)に2日、古巣・巨人の石井一夫球団社長が「(復帰が)実現すれば野球ファンに喜んでもらえる」と注目発言。獲得に動く意向を示しただけでなく同社長は本紙に高橋由伸監督(42)と上原の“再会”は運命だと力説した。10年ぶりとなる上原の巨人復帰が現実味を帯びてきた。

 インフルエンザ蔓延により春季キャンプを異例の1日前倒し終了。そんな重い空気を吹き飛ばすのに十分な社長のゴーサインだった。

 2日、東京ドームで全体練習を行ったチームを視察した石井社長は上原獲得について「春っぽい明るい話。野球ファンの人たちも(復帰が)実現するのであれば喜んでもらえるだろう」と前向きに答えた。

 さらに同社長は本紙に「高橋監督と上原投手は同じ1975年4月3日生まれ。そして今年で43歳になる。4と3。流れというか風が吹いている感じ」とニンマリ。10年ぶりとなる上原の巨人復帰に運命的なものを感じているという。

 上原は巨人時代は先発として沢村賞を2度(1999、2002年)獲得し112勝をマーク。メジャー2年目からリリーフに回り昨季は49試合で3勝4敗、2セーブ、14ホールド、防御率3・98とフル回転が期待できる。

 そんな上原の存在は戦力としてはもちろんだが、引退後の指導者としても「期待は大きい」と同社長。留学という形でメジャーに渡った後に巨人に復帰した柏田貴史氏の例はあるものの、FAで退団した選手の古巣復帰は巨人の長い歴史でも初の試みとなる。「そういう選手の流れもこれからは必要かもしれない」と石井社長は球団へのフィードバックを望んだ。

 上原は2月28日付(日本時間1日付)の自身のブログで「日本からの誘いがあれば、そこにいくことを考えてます」と記した。具体的なオファーについて石井社長は「そこのところは聞いていないと言っておこうか」とけむに巻き、現場責任者の鹿取義隆GMも「進展? ないです。以上です。申し訳ない」と球場を後にした。

 上原とは親友でもある由伸監督は「どうなんだろうね。まあどっちにしたって(上原)本人次第でしょ。本人がどう考えてどういうふうにしたいのかが分からないから」とあくまでも上原の気持ちを尊重する意向。「連絡は取っているか?」との問いには「取ってないですね」と静観の構えだが、それも本人の心境を気遣ってのこと。日本復帰を視野に入れ始めた上原にとって、古巣からのラブコールは決断への大きな後押しとなるだろう。

 とにかく、上原の巨人復帰が一気に進展しそうだ。