大谷 練習試合登板で課題のマウンド傾斜対策

2018年03月02日 12時00分

大谷は2度目の登板で課題克服に臨む

【アリゾナ州テンピ発1日(日本時間2日)】エンゼルス・大谷翔平投手(23)が1日(日本時間2日)、翌日に控えたブルワーズのマイナーとの練習試合に向けてマウンドの“傾斜対策”を行った。

 前日に34球のブルペン調整を行った大谷はこの日、本隊のジャイアンツ戦遠征には帯同せず、本拠地でキャッチボール、ノック、壁当てでのフォーム調整などで軽く汗を流した。外野でソーシア監督(59)と会話を交わして練習終了と思われたが、ここから大谷は水原通訳を伴ってブルペンに向かった。

 マウンドに上がると右足でプレートを踏み、入念にセットポジション時の立ち方のポジショニング、体重移動のバランスをチェック。シャドーピッチングを数回してから水原通訳を捕手役にしてマウンドから16球、マウンド前の平地に下りて7球を軽めに投げ、フォームの確認を繰り返した。

 前日の投球練習後、大谷と意見交換したナギー投手コーチが「彼の体重移動のバランスを理解したかった」と会話の内容を明かしたように、マウンドの傾斜への対応がクリアすべき課題の優先順位で上位にあることは明白だ。真横から見て日本のような膨らみがあり、なだらかに下る形状ではなく、プレートから先がいきなり直線的なスロープになっているメジャー式マウンドへのアジャストは大谷自身も気にしているところなのだろう。

 2度目の登板に向けて二刀流右腕は「実戦の中でボールとマウンドに対応していくことが一番。まず自分の状態を上げていくこと」をテーマに掲げている。敵地メリーベールで午前10時開始の登板に体を合わせるため、当日は午前5時起き。高校野球の第1試合並みのスケジュールで課題克服に挑む。