大谷 球場を動かす!

2018年03月01日 11時30分

練習中に笑顔を見せる大谷

【アリゾナ州テンピ2月28日(日本時間3月1日)発】エンゼルス・大谷翔平投手(23)が2日(同3日)、敵地で行われるブルワーズ・マイナーとの練習試合で2度目の先発マウンドに臨むことが正式に決まった。試合はブルワーズ側の配慮で使用球場が練習グラウンドからメジャー本体がオープン戦を行う本球場に変更され、同球場で直後に控えているオープン戦に支障をきたさないよう2時間15分限定となるなど異例尽くしだ。

 大谷の登板試合をめぐってブルワーズ側とやりとりしていたエンゼルス広報から異例のアナウンスがあった。要約すると①使用球場の本球場への変更②午後1時5分開始予定のブルワーズ―マリナーズ戦に影響が出ないよう試合は午前10時(日本時間3日午前2時)開始で2時間15分限定③ブルワーズ―マリナーズ戦のチケットを持っていれば入場できる――の3点だ。

 通常はキャンプ施設に複数あるグラウンドの一つを使用するマイナーの練習試合を本球場で行うのは異例のこと。注目度の高いマイナー招待選手・大谷を取材する日米メディアへの対応や、オープン戦での大谷の登板全試合をBS放送で生中継するNHKに配慮した特別措置のようだ。

 2度目の登板で3回、45~50球をめどに投げる大谷は投手調整日となったこの日、変化球を交えてブルペンで34球を投げた。途中、ナギー投手コーチと会話を交わしながらストレート、カーブ、スライダーのリリースポイントを確認するように調整した。

 登板2日前にブルペンで調整するのは日本ハム時代からのルーティン。そのスタイルは移籍後も変わっていない。ナギー・コーチは「今日のブルペンは良かったと思う。マウンドの硬さ、傾斜に対しても少しずつ慣れてきたと思う。(大谷と話をしたのは)体重移動のバランスを理解したかったのと、彼自身をよく知りたかったから」と納得の表情で話した。

 現状はマイナー契約ながら、全米が注目する超有望株にふさわしい調整の舞台が用意された。当日は前回からの課題であるカウント球の制球力アップを含め、マイナー選手を圧倒するぐらいの結果も求められる。