阪神は28日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げ、金本知憲監督(49)がMVPに新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29=前韓国ハンファ)を挙げた。

 練習試合を含めた今キャンプの実戦で、3本塁打を含む5戦連続打点をマーク。指揮官は「おそらく4番でいくと思う。頭のいい打者で工夫もある。パワーもあるし、本当に打線の大きな軸ができた」と目を細めた。

 打撃練習でも、スコアボードの電光掲示板をブチ壊す一発から特大170メートル弾まで、まさに圧巻。危険防止のため、わざわざ通行止めの道路が設けられたほど話題も豊富だった。

 ロサリオは「(キャンプMVPは)うれしいです。いい情報をありがとう! 3月から違う時期がくるので、しっかりとシーズンに向けて体も整えていきたい」と意気込んだ。