阪神・大山に地獄のもぐもぐタイム

2018年02月28日 16時30分

三塁ノックで打球に飛びつく大山

 侍ジャパンに初選出された阪神・大山悠輔内野手(23)が27日、チームよりひと足早く宜野座キャンプを打ち上げた。

 この日の紅白戦では「5番・三塁」で先発出場し3打数無安打に終わったが「(侍ジャパンでも)課題は見つかってくると思う。ささいなことでもいいので何か収穫を得てきたい」と意気込んだ。送り出す金本知憲監督(49)も「選手を出す以上は力になってほしい。選んでくれた稲葉監督に恩返しする意味も込めて頑張ってほしい。迷惑だけはかけないようにね」とエールを送った。

 一旦チームを離れることになるが、将来の4番候補として期待される右の大砲は今キャンプ中に指揮官から“過酷ノルマ”を課されていた。それは通常の朝、昼、晩の食事とは別にグラウンドでの練習中に3食を取ること。チーム関係者は「筋肉量が増えにくい大山に良い筋肉を付けるための“食育”の一環。ベンチ裏や通路などにおにぎりやチョコレートなどが用意されていて決められた量をひたすら食べなければいけない。動いている最中だからかなりきついはずだけど、必死に食べていたよ」と明かす。

 平昌五輪のカーリング女子で初の銅メダルに輝いた「LS北見」のメンバーは試合の合間にお菓子などを間食する「もぐもぐタイム」が世間の注目を集めた。少食気味の大山も厳しい練習に加え、地獄のもぐもぐタイムが常に敢行されていたのだ。

 白鴎大時代に日米大学野球に出場して以来となる日の丸を背負う大山だが“虎版もぐもぐ”によって鍛えた肉体で存在感を発揮する。