巨人「ウルフノック」で“課題”浮上 静かすぎる若手・岡本へ厳しい声

2018年02月23日 16時30分

岡本(手前)にノックする由伸監督

 巨人・高橋由伸監督(42)が22日、沖縄・那覇キャンプで「ウルフノック」を敢行した。

 この日の全体練習終了後、一塁・阿部、二塁・吉川尚、遊撃・坂本勇、三塁・岡本を守備位置に就かせた居残り特守。ここでは岡本の姿勢に先輩野手陣から厳しい声が集中し、新たな“課題”が浮き彫りとなった。

 由伸監督と井端内野守備走塁コーチが交代で繰り出すノックは約1時間にも及んだが、存在感を見せたのは主力の2人。由伸監督が届きそうにない打球を打つと、坂本勇が「おい、ノッカー!」とツッコミを入れ、岡本に守備範囲を超える打球が転がると「小さな声で文句言ってま~す」「また言ってま~す」。打球がファウルゾーンに転がれば、のぞきに来ていた長野まで加勢し「ノッカー、ファウル、ファウル!」「(陽)岱鋼で~す、ヤジってるの」と監督いじり。スタンドからは笑いが起きた。

 一方で硬さが目立ったのが岡本だった。坂本勇から「ユニホーム、汚さないねえ」とチクリとやられれば、阿部も「フレッシュさがないよ、25番」「上半身が汚れてないよ!」と徐々に語気を強め、最後には「滑舌が悪いんだ、この野郎!!」。

 由伸監督の計398球(朝井打撃投手への2球を含む)のノックが終わると、坂本勇は「しんどいけど、ああいう練習はみんなで声を出しながらやった方がいい」と主将らしく振り返った。

 由伸監督は岡本について「何か言ってたよ、何かは言っていたけど。返り討ちが怖くてあんまりまだ言えないんじゃない?」とフォローはしたものの、当の岡本は「若手なので声を出さないといけない」と反省モード。チーム内からは「こういう時だからこそ(岡本)和真が率先して監督や勇人や慎之助をいじらないと。いじられて怒るような器の人たちじゃない。むしろ待っていたと思うよ」との声が漏れた。

 岡本は打棒だけではなく“先輩いじり”もブレークへのカギとなる?