阪神・高山が開幕二軍危機

2018年02月23日 16時30分

目立てていない高山

 22日、金本監督はキャンプ第5クールのMVPに21日の練習試合で本塁打を放つなど成長著しいドラフト4位・島田海吏外野手(22=上武大)を指名。「これは鍛えたら面白い選手になる。片岡ヘッドもうずうずしている。外野手争いはレベルの高い競争になる。外野手を6人登録することはないんで誰かが落ちるということ」とうれしい悲鳴を口にしていたが、そんな中、心配されているのが高山だ。

 勝負の3年目を迎えた今キャンプでは「沈思黙考」を貫いているが、その評判はというと「中谷らライバル陣と比べると目立たない。実戦で打てなくても守りや走力で見せてくれればいいが、それももうひとつ。外野のレギュラーは糸井、福留で決まっている。今の元気のなさなら開幕はどうなるか分からない」(ある球団幹部)とバッサリだ。

 確かにプロ1年目は球団の新人最多安打記録をマークし、将来を有望視された。ところが昨季は“2年目のジンクス”に陥ったのか、103試合の出場にとどまり、打率は2割5分と低迷。現状では昨季20本塁打の中谷、名バイプレーヤーの俊介、そして今回MVPの島田に続き、中堅4番手の扱いになる。

 金本監督も「打つ以外の状況判断とか、元気だとかそういうのも大きな評価の対象になる。打てない時は守りでカバーするとかが大事」とナインに通告しており、このままの状況なら開幕二軍落ちも十分あり得るのだ。

 新人時代のキャンプでは当時の掛布前二軍監督から「打撃技術はオレ以上」と手放しで絶賛された。それも今や昔…。ライバルの島田が「何とか開幕で一軍に食い込めるよう精一杯やりたい」と必死なだけに、なおさら意地が見たい。